支援金と義捐金と寄付金の違いって何?どれを選べばいいの!?

災害で支援金と義援金と寄付金の違いって何?
今年も災害の大きな被害がありましたが、その時に支援金や義捐金、寄付金と種類があるのを見ると思います。
わたしたちはどれに寄付しても、どれでも同じだと思っていませんか?
被災地に役立てたいと思ってわたしたちは寄付するわけですが、そのお金が自分の思っている通りに使われているのか実際はよく分かっていませんよね。
気をつけて下さい!
ワタシもよく分からないまま寄付をした経験があります。
できることなら自分が支援したいと思っている場所や人に届けたいものです。
これから支援金、義捐金、寄付金の言葉の意味とその使われる道の違いをひとつひとつ違いがあるということをお伝えします。
アナタもどのように使われるのかを知って、どこに寄付するかを決めるようにしましょう。
ニュースでよく聞く支援金や義捐金…言葉の意味と内容の違い!
目次

災害などの支援したい気持ち
ニュースや新聞などでよく見る支援金や義捐金、寄付金ですが、それぞれどんなことに使う寄付金なのかという点で全くの違いがあります。
寄付金は両方含まれることになる!
まず寄付は公共事業や被災者支援活動をする団体へ金品を贈ることを言いますので寄付金とは、盲導犬育成募金や学校法人など災害に関係なく募っているお金のことを全体で言っています。
つまり寄付金には支援金も義捐金も含まれることになるのです。
ではその支援金と義捐金の違いを見てみましょう。
支援金という概念
まず「支援金」とは被災地で活動を行うNPOやNGO等の団体や機関へのお金となります。
つまり自分が応援したい団体や関心のある活動をしている機関へ寄付して、被災地での支援に充てて貰うお金のことを言います。
支援金はわたしたちが寄付した支援団体が使い道を決定することになりますので、避難所でのトイレの設営やボランティア活動の運営など様々あります。
但し、ここで支援団体の給料や経費なども使われるので、本当に使って欲しいところには3割も届かないこともあるそうですよ・・・
この辺は注意して、見たいとワタシは思っています。
胡散臭いNPO団体やNGO団体なんて腐るほどありますから、気をつけましょう!
※最近では、共○党で話題になっていました!ツイッターで!
熊本大地震の支援金を政治活動費に使用していて、本当に寄付された金額が3割にも満たなかったという事実もありました。
義援金という概念
次に「義捐金」とは被災者に直接届くお金のことを言います。
寄付の受付は日本赤十字や自治体、テレビ局などが担う場合が多く、集まった義捐金は被災した県の義捐金配分委員会で協議して市町村を通じて被災者に分配されます。
直接、行政に届けた方が良いかもしれませんね!
支援金は集まったらすぐに被災地での救命作業や復旧作業等支援団体によって使われますが、義捐金に関しては被災者に平等に配られる為手元に届くまでにはかなり時間がかかるのです。そこがこの2つの寄付金の大きな違いでしょう。
支援金と義捐金と寄付金の違いを知ってからどれにするか決めよう!

災害には助け合いが必要
支援金と義捐金には届け先やルート等に大きな違いがることをアナタも理解したと思います。
私達はは以下の2つのポイントを抑えて寄付する必要があると考えます。
- 被災地ですぐに役立つか?
被災者に直接届く義捐金と被災地での活動に使われる支援金ですが、どちらに寄付しても役に立つと思いますが、ちゃんとした支援団体に送りましょう!
できれば間違いないのは、日本赤十字社ですね・・・
ただ義捐金は実際被災者に配分されるまでにかなりの時間がかかると言います。
現実に東日本大震災のような大災害の時2011年12月までに3000億円以上の義捐金が集まったと言いますが、自治体も被災していた為被災者に届くまで半年から一年以上かかったと言います。
その時「一番被災者が困っている時に義捐金は支払われなかった。せめて一部でもNPO等の支援団体に回せばもっと役に立ったのに。」という話もありました。
支援金は被災地に届くと、救助活動の資金、物資の購入などに使われます。
この寄付金は復興のスピードを左右するものですので、被災地での活動にすぐに役立たせる為には支援金がおすすめかもしれません。
※義捐金と義援金の違いは、正しい文字は義捐金ということです!
義捐の意味はを義のために、なげ出すという意味合いです。
- 寄付金を効果的に使ってくれるか?
義捐金の使い道は直接被災者に届くことなので、家が倒壊したり生活に必要なものを失ったりした人はそれらを取り戻す為に使うことができるでしょう。
ただ被災地での救命活動や復旧活動には使われないので、使用用途はある意味不明です。
東日本大震災では義捐金でパチンコに行っている被災者もいたという話がありましたが、実際に手元に届くまでに時間がかかるので仕方のないことかもしれません。
支援金は災害直後は救命活動や復旧活動にすぐに使われます。
避難所での生活に必要な物資を届けたり、医者や看護師を派遣したりと効果的に使われるでしょう。
そして救命活動等が終わると、被災地の復興へそのお金は回されるようになります。
支援金は支援団体が使い道を決めるので、わたしたちはNPO、NGOなどの団体やボランティアの必要資金などお金の流れが透明な機関に寄付したいですね。
支援団体が資金を横領したというニュースはたまにみかけますので、わたしたちはどの団体や機関が望む使い方をしてくれるかを見る必要があるでしょう。
まとめ

自然災害はいつ起こるか判りません
わたしたちは支援金や義捐金の使い道をよく知らずに寄付してしまいがちです。
せっかく寄付するなら被災した人達が本当に助かることに役立てて貰いたいです。
義捐金にも支援金にもメリットやデメリットはありますので、寄付するわたしたちの思いがきちんと届く先に託したいと思います。
ぜひご自分の価値観で選んでみてください。
寄付という行為は、善意から成り立っていますが、どこに届けてられるかもキッチリと見極めるほうがいいと思います。
分からなければ、NPOやNGOに全額寄付されるのか?経費などを差っ引かれるのかなども聞いてみましょう!各団体へ・・・
若しくは、何に使われたのかを詳細・明細を公表してもらいましょう!