赤い羽根共同募金運動の歴史を知りたい!赤い羽根の意味と活動内容!
赤い羽根募金は誰もが目にしている募金活動でしょう。
年末になると胸元にある赤い羽根をよく見る機会が増えますよね。
赤い羽根募金運動はわたしたちも気がついたら始まっていた活動で、なぜ赤い羽根を付けるのか、実際あの募金は何に使われているのか、など細かい活動内容はよく分かっていません。
有名な赤い羽根募金運動がいつから始まったのかという歴史や赤い羽根の意味などを詳しく紹介していきます。
意味や歴史を知って、わたしたちも募金活動をしたいですね。
毎年10月1日から12月31日の間
赤い羽根共同募金運動っていつからやってるの?歴史を始まりから知ろう!
赤い羽根共同募金運動は1947年、戦後の昭和22年に始まっていて約70年の歴史を持っています。そもそもは戦後の復興を支える為に、国民の助け合い運動の一環として市民が主体の募金活動として全国で始まったのがきっかけです。
助け合いの市民運動が発端!
この初回の募金活動では当時の金額で約6億円(現在の金額では約1200億円に相当すると言われています)集まり、この募金は被災した福祉施設の為に活用されたそうです。
その後も募金運動は続き、集まったお金は基本的に社会福祉法という法律に基づいて、誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるように地方福祉の推進の為に使われてきました。
募金の約7割が募金を集めた市区町村で使われて、それ以外の3割が市区町村を超えて都道府県の範囲内で使われていることになっています。
使い道は社会福祉法に基づいて、高齢者福祉施設への助成として使ったり、学童保育や地域の防犯活動、そして障害者への活動支援などその地域の様々な活動に充てられています。
総括すると地域の福祉活動の為の募金だと言えます。
また災害時には被災者の方への災害義援金の募集や配分に充てられたり、災害ボランティアの活動の支援にも使われたりしているので、わたしたちの身近な支援の為の募金になっています。
赤い羽根共同募金運動は
毎年10月1日から12月31日の間に行われています。
そして12月になるとこの共同募金運動の一環として「歳末助け合い募金」も平行して行われています。
わたしたち生活では年末になると街でよく見かけるこの赤い羽根共同募金の街頭募金に直接募金することで協力することが可能です。
また職場や学校などが直接赤い羽根共同募金運動に参加している場合もありますので、そこで寄付することもよいでしょう。
その他にも毎年12月にはNHKが展開する「歳末助け合い募金」でテレビに流れる振込先に寄付したり、インターネットから「中央共同募金会」というサイトから寄付したりコンビニで振り込んだりすることもできますので色々な手段があります。
自分たちの住む地域を良くするという理念に共感を持った人はぜひ、赤い羽根共同募金に参加してみるとよいでしょう。
ワタシは、共同募金には参加しませんが・・・
理由は。ハッキリ言って募金事業で信用できるのは赤十字社くらいの募金くらいとワタシは感じています!
何に使われているか判りません!
ユ○セフもしかり、街角の政治団体の赤い旗印のところでは、被災者のための募金と言っておりながら、7割は政治資金として使用され、アルバイトの経費に使われたりと話題になっていたので、ワタシは募金するのであれば、各地方行政の管轄役所に直接の募金や寄付をする方がいいと考えます。
どうして赤い羽根になったの?赤い羽根に込められた意味と助け合いの精神!
赤い羽根共同募金といえばその名にあるように赤い羽根が特徴的ですが、なぜ赤い羽根を配ることになったのか?
ヨーロッパでは昔から赤い羽根は
勇気の象徴
とされていて、良い行いやその勲功の証として家臣に赤い羽根を与えていたという歴史があります。
また中世イギリスの伝説上の英雄としてよく知られるロビンフッドも、赤い羽根を付けて勇敢に冒険を続けている姿が描かれていることから、その赤い羽根が
勇気や希望
の表れとして広がったとも言われています。
それをどうして共同募金のシンボルにしたかと言うと、アメリカのクリーブランド市で1913年に共同募金が始まりその寄付の領収書代わりに
「善行」と「勇気」の象徴
として赤く染めた水鳥の羽根を渡したことが始まりだったそうです。日本ではそれを真似て不要になったニワトリの羽根を赤く染めて、「赤い羽根」としてシンボルマークにしたと言われているのが赤い羽根共同募金運動ということです!
赤い羽根共同募金ではこの赤い羽根は「助け合い」「おもいやり」「しあわせ」のシンボルだと記されています。
この赤い羽根は全国で5千万本もの数を準備しているそうです。
募金をしてくれた人に渡すだけでなくイベントで配布するなど様々な場面で赤い羽根は活用されています。羽根はひとつひとつ手作業で作られていますのでその真心が伝わりますね。募金は善意で行うもので、強制的に行うものではありません。気付いた時に自分を含めた周りの為に少しでも協力できるとよいですね。
興味ある方は、コチラをご確認下さい!
【まとめ】
赤い羽根共同募金は歴史も長くわたしたちに身近な募金活動であることがよく分かったと思います。
何も知らずに街頭の募金活動を目にしていた時よりも、目的やその使用用途などが分かると赤い羽根共同募金に対する意識も変わりますよね。
自分たちの住む地域社会に対して少しでも手助けになれるように、できる範囲で寄付活動ができればよいと思います。
余談ですが・・・
共同募金の種類
- 現在行なっている共同基金
- 赤い羽根 – 中央共同募金会が主催
- 青い羽根 – 日本水難救済会が主催
- 黄色い羽根 – 石川県の腎友会が主催
- 水色の羽根 – 漁船海難遺児育英会が主催
- 緑の募金 – 緑の募金法に基づく、国土緑化の募金。担当は国土緑化推進機構
何かたくさんありますね・・・
羽募金が。
社団法人とか なんとか法人とか・・・
ワタシは信用していませんが、一応、こういうのもあると知っておきましょう!