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立冬の季語と時候の挨拶に使われる言葉の意味と時期って?知ってた?

立冬ってどういう意味と季語とは? 豆知識
立冬ってどういう意味と季語とは?

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二十四節季の立冬(りっとう)の意味って知ってる?日本の季節!

立冬ってどういう意味と季語とは?

立冬ってどういう意味と季語とは?

 

立冬とは冬のはじまりの日という意味で、二十四節季の中の19番目の節目です。

大体11月の7日前後で、小雪までの期間か降霜から15日目くらいの日です。

 

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立冬っていつのこと?カレンダーにのってる季節の言葉を知りたい!

 

2018立冬カレンダー

2018立冬カレンダー

 

立冬、立春、立夏、立秋と立という字が付く言葉が4つあります。

立には新しい季節になるという意味があり、それぞれその日から

季節が変わるという事を示しています。

これが

四立(しりゅう)

と呼ばれています。

 

まさに立冬とは、だんだんと日差しが遠くなって来て朝晩も冷え込む

ようになり冬が近づいていることを感じさせる時期です。

 

この立冬から立春の前日までが冬という季節になります。

 

今でも、ニュースなどでよく耳にすると思いますが、季節の移り変わりを

太陽の動きで示したもので

 

暦便覧(こよみびんらん)

 

という江戸時代に作られたものが

基本となっています。

 

ちなみに立冬は、冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也と暦便覧には記載されています。

冬の気配が感じられるようになって来たというような意味でしょうか。

 

カレンダーにのっている季節を表す言葉としてはこの四立と

二至(にし)

夏至、冬至

 

二分(にぶん)の

春分、秋分

を加えた

八節がよく書かれています。

 

二至は夏至と冬至のことで夏至は北半球で最も日が長い日を表わしています。

毎年6月21日か22日くらいにあり、冬至は北半球で最も日が短い日のことで

毎年12月21日か22日くらいにあります。

 

春分と秋分は昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことで3月20日か21日くらいに、

秋分は9月23日か24日くらいになります。

 

この四立二至二分は、黄道を冬至と夏至で半分にして、それから更に春分と秋分で

半分にしてそれぞれの真ん中に四立の立春、立夏、立秋、立冬を入れたものです。

それからまた細かく一節が45日なのでそれを15日で3等分したものが

二十四節季となるのです。

 

こうして、季節をわかりやすくしたことにより農作業を行う目安として使われていました。

 

二十四節季は、太陽の動きを元にしているので毎年同じ日ということがありません。

国立天文台の天文情報センター暦計算室の今月の暦か今年の暦で確認することができます。

 

立冬は冬のはじまりの日!新しい季節になる立冬は冬の季語!

 

落葉の季節

落葉の季節

 

冬が始まる日が立冬という意味なので、立冬を季語として使った

多くの俳句も詠まれています。

 

また立冬そのものでなくても冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬といった

表現で詠まれている句もたくさんあります。

 

正岡子規の菊の香や月夜ながらに冬に入るという句などは、

菊の香りが漂っている月が明るい夜なのだが季節は立冬を迎えたという意味です。

 

11月の7日くらいだと、まだ季節的には秋のようだが暦の上では冬が

はじまったという、暦と季節感のズレを表現しています。

 

また、ビジネスでの手紙や少しあらたまった手紙を書く時などに使う

時候の挨拶で立冬の候と記したり、結びの文章で立冬を迎え、寒くなって

参りましたが~などといった場合にも活用されています。

 

以前、ビジネス文章を書いている時に時候の挨拶が何となく

自分が思っている季節とズレていると感じていたことがありましたが

この二十四節季を元にしていたからだったのですね。

 

これからは、時候の挨拶を書くたびにもうこんな時期なのだなと

季節の移ろいを感じられるようになれると思います。

 

まとめ

 

立冬は冬のはじまりの日という意味です。

他にも立春、立夏、立秋というそれぞれの季節がはじまる日の

呼び方があります。

 

二十四節季は、1年を太陽の動きによって冬至から24等分に区切っていて

農作業の目安として江戸時代に暦便覧が作られました。

 

太陽の動きによって作られた暦なので、現実の季節と少しずれて感じることがある。

 

二十四節季は年によってその日にちが変わるので現在は

国立天文台天文情報センター暦計算室で知ることができます。

Googleカレンダーを使っている場合には、コピーして自分のカレンダーに

表示することも可能です。

 

日本人が昔から、とても季節に馴染んでいた二十四節季を知ることにより

もっと季節を身近に感じてみたり、たまには自分なりの俳句を詠んでみるのも

ストレス社会の現代だからこそ自然を感じて、心にゆとりが持つことができ

肩の力を抜く機会になるのではないでしょうか。

 

また、メールなどのやり取りが増えていますがたまには時候の挨拶を

入れた手紙を送ってみたりするのもおすすめです。

豆知識
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